米の価値

皆さんも歴史の授業でご存知の通り、お米はお金の代わりとして日本の歴史のも大きな影響をもたらしてきました。お米栽培の共同労働、農村共同体、水の管理から生まれた結(ゆい)という共同体などが、日本の社会のきそともなっています。お米は日本人の心の支えとなり、さらに支配する力を持つものにもなっていきました。
次第に、お米の大量生産によりを持つものと持たないものとの差が大きくなっていきます。持つものは富と権力を勝ち取っていくのです。ここで米争奪戦の始まり。そのまま日本の歴史となり、農地(領土)のうばい合いをくりかえす時代が続いたのです。
このように、米は生活と経済の基本でした。
武士が天下を支配できたのは、武士が米の生産者でもあったからです。
しかし、江戸時代には商人(しょうにん)があらわれ、米相場(こめそうば)を決めて日本の経済を支配したのです。以後、日本の文化は町人文化にうつっていきました。